(精油)アロマについて

近年エッセンシャルオイル(精油)はマッサージやアロマディフューザー、アロマテラピー、または医療の分野などで関わる機会が増えとても身近な存在になってきています。ストレスなど心と体の安定を保つため精油の力は日々のサポートとして役立ってくれています。天然の植物から抽出される貴重な1滴1滴。そこから得られる力強い自然のエネルギーは心身ともに活力と癒しを与えてくれます。使用方法はたくさんありますが、キャンドルもその力を借りて日々の心のゆとりを生み出すサポートになってくれることを願っています。

ラベンダー(Lavender)

花言葉

「 devotion(献身的な愛)」

「 silence(沈黙、静寂)」

▼▼制作で使用の精油▼▼

真正ラベンダー(フランス)

洗練されたほのかに甘く優しい花の香り

ラベンダーは多くの人に知られている最も人気な精油です。鎮静作用があったり、ストレスで緊張した心と身体をリラックスさせイライラや不眠、神経性の緊張も和らげてくれます。とても万能で幅広い用途で使用ができること、また作用が穏やかという特徴もあるのでお子様に対しても安心して使用できる優れたエッセンシャルオイル(精油)です。今まで使ったことがない始めての方はまずラベンダーから試されるのが一番おすすめかもしれません。親しみのある心地よい優しいフローラルの香りは、心身を解きほぐし緊張や不安感を取り去ったり、気分をゆったりと落ち着かせてくれます。寝室の香りとしてもとても適しており、寝る前にアロマキャンドルの優しい灯りとラベンダーの香りで良い眠りへ誘う助けとなってくれたり、本を読んだり好きな音楽を聞いたり自分の時間が安らぎの空間へと変えてくれます。

カモミール(Chamomile)

花言葉

「 patience in adversity(逆境に耐える)」

「 energy in adversity(逆境で生まれる力)」

▼▼制作で使用の精油▼

ローマンカモミール

青りんごのような爽やかなハーブ調の香り

ハーブティーやアロマで人気のカモミール。熱病や抗炎症作用、婦人病、アレルギー改善など古くか身体の不調を治癒するのに一番良いとされていたハーブの1つで、エジプト・ギリシャ・イギリスなどで最高の治療ハーブとして用いられていたそうです。カモミールの優しい花の香りは、どこかほっとする甘い香りとすっきりとした爽やかさが相まって疲れた気持ちにそっと寄り添ってくれるそんな香りが広がります。鎮静効果によってキャンドルの灯りと共に穏やかな気持ちに整えてくれると同時に、なんだかハーブティーを飲んでいるかのようなリラックスした気分にしてくれます。

ローズ(Rose)

花言葉

「 I love you(あなたを愛してます)」

「 beauty(美)」

「 passion(情熱)」

▼▼制作で使用の精油▼▼

ローズアブソリュート(モロッコ)

フローラルの甘さしっかりとしていてフレッシュさも兼ね備えた香り

古くよりバラは甘く上品でありつつ情熱さも兼ね備えていることから花の女王としても知られていますが、魅了されるのは男女問わず今でも変わらず人気です。また今は薔薇の種類も1万種を超えると言われています。ローズが誕生したと言われるのは約5000万年前くらいで、とても身近な存在の植物の1つだったそうです。古くから知られていたローズですが、原産国は異なりヨーロッパ諸国から各国へ広がり、19世紀頃に入り栽培も盛んになっていきました。美容面では肌の改善効果が高く、精神の安定を促したり、女性特有の心身のバランスや体調などを整えてくれたり、落ち込んだ気分をフラットにしてポジティブな気分へと高めてくれます。多くの魅力的な効能を備えた万能な香りの女王はキャンドルとの相性も抜群です。優雅な気持ちに浸りたい、バスタイムをちょっと贅沢な時間に、来客用に空間を演出したい、女子力アップをしたいなど気持ちを高めてくれるのでぜひ日常に取り入れて欲しい香りです。

シトロネラ(Citronella)

花言葉

「 Respect(尊敬)」

「 Trust(信頼)」

「 Affection愛情)」

▼▼制作で使用の精油▼▼

シトロネラ

レモンに似た鮮烈で強い柑橘系の香り

シトロネラのエッセンシャルオイル(精油)は、レモンに似た爽やかで強い香りが特徴。シトロネラはイネ科の植物、また香りに昆虫忌避作用(虫除け作用)があることで様々な虫除け剤の原料成分として広く使われています。シトロネラの香りは蚊などの昆虫が近寄りにくく特に蚊に対してはとても強い威力を発揮してくれることで知られていることから、天然の虫除けとして有効的です。海外でもホームセンターやお店でアウトドア向けにシトロネラキャンドルは販売もされていることが多く、私も海外生活ではよく目にしていました。夏場に特に需要が高まるのもこのためです。バルコニーやお庭でゆっくりしたい時に、爽やかなシトロネラの香りを感じながら過ごすのもおすすめです。但し、猫は経皮吸収により中毒を起こす危険がありますので使用しないで下さい。猫はシトロネラの香り嫌うので、猫を近づけたくない場所の香り付けしておくと有効です。但し、ご自身の飼い猫が舐めたり皮膚に触れてしまうと危険ですので、ご家庭内でご使用される場合は気をつけてください。詳しくは猫に対するエッセンシャルオイル(精油)の危険性は同ページ下をご参照ください。

 

ゼラニウム(Geranium)

花言葉

 

「 Respect(尊敬)」

「 Trust(信頼)」

「 One's upbringing(育ちの良さ)」

▼▼制作で使用の精油▼▼

ゼラニウム

ローズに似た華やかですっきりとした香り

精油は葉っぱから抽出され、ローズのような華やかな香りにハーブの香りが少しブレンドされたようなグリーンフローラルの香り。

ゼラニウムにはローズ精油と同じ芳香成分が多く配合されているので、代用として使われることもあります。自律神経やホルモンのバランスを整え回復させる働きがあるといわれ、緊張による不安定な気持ちを癒しストレスや不安も和らげてくれます。ホルモンバランスの乱れからくる生理不順やPMS(月経前症候群)、更年期障害など女性特有の症状に効果があるといわれています。また、シトロネロールという成分は蚊が嫌がる香りで、虫をよせつけない作用があります。心が穏やかになり、リラックスさせてくれる清々しさもあり、なかなか寝付けない時や心の安定をさせたい時はゼラニウムはサポートしてくれます。

 

「猫にとって危険」または「中毒を引き起こすことがある」という話がある理由をご存知でしょうか?

実はエッセンシャルオイル(精油)はネコ科の動物には、人間や犬等他の動物とは違った危険性があり、ご家庭で猫を飼っている方は注意が必要なものと言われております。

その理由として以下のような要因が考えられるそうです。

 

  • ネコ科の動物は遺伝的にエッセンシャルオイル(精油)の成分を上手く代謝することができない
  • 猫は完全な肉食の動物であり、植物を栄養として利用することができない
  • 人間や犬などの動物は、体内に取り込まれたエッセンシャルオイル(精油)の成分を肝臓が代謝して最終的には尿と一緒に体外へ排出できるが、猫の場合この代謝に必要な「UDP-グルクロン酸転移酵素」を体内で十分作れない、これにより毒物を上手く解毒できずに中毒を引き起こしてしまう
  • 精油や植物毒性に限らずグルクロン酸抱合で分解される薬(アスピリンなど)は少量でも中毒に陥りやすい

 

同じペットでも犬は雑食で、穀類などの植物性の食べ物も人間と同じように消化、吸収することができます。

ちなみに猫と同様、完全な肉食動物であるフェレットも、同じようにエッセンシャルオイル(精油)に対する中毒症状を示すことがあると言われています。かかりつけの獣医など確認の上、大切なペットや家族を守るためにもアロマをご使用の際はぜひ留意ください。

妊娠初期や妊娠中は心身のバランスやストレス、またホルモンバランスが変わり様々な変化がある時です。自分自身でもどうにもならないことやコントロールできないこともあったり精神的にもなんだか自分でないような気持ちになることもあります。また時には寂しい辛い気分になることも多くそんな時にアロマの香りに癒され心身のバランスを整え前向きな安定した気分にさせてくれるのは大きなサポートになるのではないでしょうか。ですが、そんな万能な精油もある時期には使用を控えた方が良いものもございますので、ご自身の体調や状況にあった使用をおすすめします。

 

代表的な精油は下記があります。

  • ローズ
  • ゼラニウム
  • クローブ
  • シナモン
  • マジョラム
  • イランイラン 他

とても詳しく妊娠中の精油の使用が記載されていましたので下記のサイトを参考にしてみてください。

《参考》TIMELESS EDTION公式サイト

https://www.timeless-edition.com/archives/3504